内視鏡検査
胃部内視鏡検査(胃カメラ)について
主に、胃や腸など消化器官に関する病気の早期発見・治療のために行います。内視鏡検査では、先端にカメラの付いた細い柔軟なチューブ(内視鏡)を口から挿入し、消化器官内部の検査をすることができます。
当院では、患者様がこれまでの内視鏡検査で経験された「苦しい」「つらい」という思いを少しでも払拭できるように、苦痛の少ない胃部内視鏡検査を心がけております。ご希望に応じて、鎮静剤も使用いたします。
最近では、胃のバリウム検査に代わって、内視鏡検査を希望される方も年々増えてきております。実際の検査時間は約7~8分前後となっております。
ぜひ、この際に内視鏡検査を受けられてはいかがでしょうか。
医師 内藤 大輔 / 院長 内藤 英二
胃部内視鏡検査をおすすめする症状
- 胃の痛み、もたれ、胸やけ、不快感
- ストレスが多く、胃の調子が悪い
- 食欲不振
- 体重減少
- 黒い便が出る
- 貧血
胃部内視鏡検査で発見できる病気
- 胃炎
- 胃潰瘍
- 逆流性食道炎
- 十二指腸潰瘍
- 胃がん、食道がん
- ポリープ など
ピロリ菌について
昨今の医学では胃十二指腸潰瘍は、ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ)が原因の一つというように唄われています。
特に胃十二指腸潰瘍は、難治性のものでもPPI(プロトンポンプインヒビター)という薬の出現により、目覚ましい効果を期待できるようになりました。更にピロリ菌の除菌をすることによって、再発・再熱の予防にも以前と比べて治療成績が上がっていることも事実であります。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)について
大腸内視鏡検査とは、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を観察するために肛門から内視鏡を挿入し、これらの部位に発生したポリープやがん、炎症などを診断します。組織の一部をとって調べたり(生検)、ポリープや早期大腸がんを内視鏡的にポリープ切除術(ポリペクトミー)や内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などで切除することもできます。
当院では、苦痛の少ない検査を心掛けております。大腸内視鏡検査は大腸がんの早期発見による早期治療だけではなく、大腸ポリープの段階で切除することも予防的治療も可能となります。
ぜひ一度、大腸内視鏡検査を受けられてはいかがでしょうか。
大腸内視鏡検査をおすすめする症状
- 慢性的な便秘、下痢がある
- 腹痛、腹部膨満感がある
- 急激な体重減少
- 便が細くなった
- 排便時に血が出た など
大腸内視鏡検査で発見される病気
- 大腸がん
- 大腸ポリープ
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病などの炎症性腸疾患 など